ファッショニスタも食通も、
集い歓ぶシャレた美食処の
垂涎なる肉料理。

Tommy Bahama Restaurant, Bar&Store 
トミー・バハマ・レストラン・バー&ストア

美しい空間で、垂涎の一品を食す…。まさに至福のひと時です。
ワイキキにもかかわらず、かなり欧米人比率の高い、トミーバハマのレストラン。
カジュアルエレガントなリゾートファッションのアメリカンブランドとして、
米国では不動の地位を築いていますが、顧客たちは食にもこだわるとあって、
このレベルの人々の味覚を満足させるのはたやすくありません。
しかしこちらでは、昼はホノルルマダムの集いやビジネスランチ、
夜はローカルにメインランドの観光客も加わって大賑わい。
特に肉食文化の彼らが、主食ともいえる肉料理が「ホントにおいしい」と太鼓判を押すほど。
アメリカの大人がハマる、シャレた美食処へ行かないわけにはいきません。

大人のリゾートライフスタイルを提案するアパレルブランドらしく、レストランの店内も上質なバカンスへいざなうインテリア。壁にはハワイの風景を写したモノクロ写真やカヌーのオール、サーフボードなどが飾られ、植民地時代のコロニアル調の邸宅をイメージしています。
WAGYU100のパティがとてもジューシーな「WAGYUバーガー」$22.50。ジャム状に炒めたマウイオニオンやルッコラとの味の組み合わせも絶妙です。グレイグース・ウォッカがベースのマティーニ「グレープフルーツバジル」$15は、柑橘と香草の爽やかな風味漂う一杯。
左:ハワイアン・キルトを思わせるカラフルなタペストリーが飾られたこのエリアは、カラカウア通りの景色を見ながら食事ができるとあって、リピーターに一番人気の場所です。右:店内の随所に南の島を感じさせる小物が散りばめられ、「サザンリゾート」を彷彿させるインテリア。こちらのシーグラスの装飾品は吹き抜ける風を受けて、涼しげに揺れていました。
3階にあるオープンエアテラス。夜はここから席が埋まっていくほど大人気です。ソファ席には砂が敷かれていて、夜にはファイヤーピットに火が灯り、ワイキキの街の夜景と相まってロマンチックな雰囲気に。写真の手前側はバーカウンター、右手にはテーブル席もあるので、気分に応じてシートを選べます。

味もボリュームもお墨付き!リブアイステーキと和牛バーガーは必食。

メンズ・レディースウエアからインテリアグッズまで、「アイランド・ライフスタイル」をテーマにリゾート感あふれる世界観を創り出しているトミーバハマ。

ハワイの旗艦店であるワイキキ店は1階がアパレル、2・3階がレストランになっていて、高級リゾートの別荘での生活を再現したような空間作りが、シャレた大人たちを惹きつけています。

当初は「ファッションブランドがフードビジネス?」と見る向きもありましたが、今やレストランが本業と思いこんでいる年配者もいるほど。ブランドターゲットである、味にうるさい富裕層も納得のレストラン。特に「肉料理がうまい」と評判で、以前弊誌でも紹介した「WAGYUザブトンステーキ」は週末ともなるとオーダーがひっきりなしの人気メニュー。それと双璧をなすのが、リブアイステーキです。赤身と脂身のバランスがいい熟成肉の本来の旨みをシンプルに味わえて、コーヒーのクラストがアクセント。日本人ならシェアするのがおすすめです。

左:「マウイモカ・コーヒーのクラスト付きリブアイステーキ」$46。特大サイズのステーキは通常、カットされていませんが、お願いすればこのように切ってくれるので、シェアする場合は注文時にオーダーしましょう。右:カクテルも種類豊富に揃っていて、手前はシグネチャーカクテルの「ブラッドオレンジ・マルガリータ」$13。奥の「クラシックモヒート」$12はシトラスフレーバーのラムが爽やかです。
左:ライスの代わりにキヌアやファロなどの穀物を使ったヘルシーな雑穀ボウルサラダ2種類。手前の「味噌オーラキングサーモン・ボウル」、奥の「アヒツナ・ボウル」各$22.50ともに、すべての具材を混ぜ合わせて食べるのがおすすめです。右:ジェイドカラーのカウンターではバーテンダーと会話をしながらドリンクだけでなく食事も楽しめます。横並びに座りたいカップルは、ぜひこちらへ。
Shop Data

住所/298 BeachwalkDrive, Honolulu
電話/923-8785
営業時間/日曜~木曜11時~22時、金曜・土曜11時~23時
定休日/サンクスギビング
支払方法/A.D.J.M.V.
HP/tommybahama.com