ホノルルでも、ついに人種差別抗議デモが!
ショップ・モールは、破壊行動に戦々恐々。

コロナ禍が収まらない上に、人種差別問題で揺れるアメリカ。ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に暴行されて死亡した事件の波紋は、ハワイにも到達。6月5日(金)と6日(土)に、ホノルルでも、いわゆるジョージ・フロイド抗議デモが行われました。参加者はなんと約1万人。アジア系も多く、多様多人種構成のハワイは、アメリカ国内では人種差別感覚を比較的感じられないと言われる州ですが、今回のこの問題への関心は高いようです。5日はアラモアナからカラカウア大通りを通って、ワイキキビーチへ。6日はアラモアナからハワイ州議会場を目指してのデモ行進となりました。

NYなどでは暴動破壊活動に発展して、ブランドショップなどのショーウィンドウが破壊され商品が次々と盗まれていく模様なども日本のメディアに流れました。ワイキキ・アラモアナの各ショッピングモールや店舗は、そのような破壊活動に発展する可能性を恐れて、木の板でのバリケードを設置。ワイキキの路面店だけでなく、アラモアナセンターの2階3階にあるショップも、店舗前面にボードを張り付け、ウインドウが割られないようガードを固めました。5月15日ごろから徐々にオープンし始めたにもかかわらず、この2日間を休業。なかなか通常に戻らないホノルルです。