亀岩のパワースポット

なんとも不思議ではありませんか。同じような円盤型の岩が二つ重なってバランスを保っています。人の仕業か、神の仕業か、自然現象のいたずらか。奇岩「ポハク・ラナイ」です。様々な通称があるようで、バランスロック、マッシュルームロック、呼び鈴に見えるベルロック…。私たちは「親亀の背中に子亀を~♪」の歌どおりなので、亀岩(タートルロック)と呼ばせていただきました。高さは4m弱、周囲は30m近い巨岩です。マナが宿ると信じられていて岩肌には献花やお供え物が多数。ロコもパワースポットとして崇めています。タヒチもしくはポリネシアの遠い島から流れ着いたという神話もあるようで、古代ハワイアンの酋長はその土地の神様を崇拝していたよう。さらに大漁を願う漁師の見張り台に使われていたという説も。とにもかくにも、昔も今も、民が願いを掛ける神宿る場所であることには間違いありません。広いフィールドで、亀岩の背後にだけ並んでいる木々は、まるで守護神のよう。島のおへその位置にあるパワースポット「クカニロコ」も有名なバースストーンの周りにだけ囲むようにユーカリの木が立っています。古代人がそうしたのか、マナが大地にそうさせたのか。気分がス~っとするはずです。

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