2021年4月1日 / 最終更新日時 : 2021年3月31日 Kazuhiro IKEDA 買う

大切な人へのお手みやげは、
ハワイ島ならではの逸品を。

メイド・イン・ハワイ島ツアー　

こちらのツアーは要するに、旅行者のワガママを叶えた『お買い物＆タウン観光』です。
「帰国後、自信をもって渡せる、気の利いたおみやげを買いたい」
「ハワイ島らしい、地元の名物・名産品がいい」
「滞在しているリゾートから比較的近場で」「所要時間は半日くらいに収めたい」
「でも買い物だけでなく、街のぶらぶら散歩も楽しみたい」…。
そんな本音を叶えた気軽に参加できる半日観光ツアーで、
クオリティの高い「メイド・イン・ハワイ島」アイテムに出会えました。
その商品を徹底検証。大切な人へのお手みやげは、これで安心です。

こちらは正真正銘、ハワイ島・コナでしか手に入らないクッキー。そこへ行かないと買えないという希少価値はおみやげのプレミアム感をグッとアップさせるもの。家族経営の小さな小さなお店で作られていて、地元の人に大人気のロングセラー商品です。

ハワイ島のコナで栽培されているバニラ。ハワイ州では、唯一この島だけで作られています。人の手で授粉させないと実がつかないため、花を咲かせて実をつけ、この鞘を熟成乾燥しバニラ製品に仕上げるまでには、根気のいる繊細な手作業と長い年月が必要です。

２年の歳月と気の遠くなるような
手間ひまをかけて、やっとひとつの商品が完成。

ザ・バニラリー

コナ空港からそう遠くない所にバニラ園とショップを運営しているオーナーのガイ・セリアーさん（左）と商品マーケティング担当のジーニーさん。繊細なバニラ作りを成功させた根気と情熱のある方々です。

極めて高品質なバニラをハワイの田舎町で発見！　
アメリカ合衆国最南端の地・ハワイ島。チョコレートの原料カカオもハワイが合衆国で唯一栽培されている州。

そんな地の利を生かしてのガイさんが挑んだのは、バニラだったのです。
サフランに次いで世界で最も高価といわれる香料・バニラ。しかしその生産は極めて容易ではありません。天然授粉は1%以下。ほぼ１００％人工授粉。

しかも、花の寿命は短く開花は1日のみで朝の5～6時間に授粉させなくてはならない。
そしてバニラの蔓が育つまで4年あまり。実がなって収穫し熱処理・発酵・乾燥を経て黒い「バニラビーンズ」として製品化するのは2年後。

手間と根気と時間とコストがかかるのです。しかしガイさんは見事乗り越えました。10年前に始めて今やバニラは５０００本。高品質で正真正銘ハワイ産のバニラ。ここに連れてきてくれたケンさんに感謝です。

緑のままでは、バニラの甘い香りはありません。育った種子鞘を収穫して熱処理を施したり、左のように天日干しにしたり、夜は乾燥室で保存し、数ヵ月から半年して香りが増していきます。そして右のように細かくカットしてアルコールの中に漬けておくことで、バニラエクストラクトが出来上がります。

「コナバニラ・エクストラクト」は正真正銘、バニラから抽出したエキス。小ボトル＄15、大ボトルは＄28。奥はバーボンやウォッカなど好みのアルコールを入れると、オリジナルのエクストラクトが自分で作れるキットで＄42.50。

左：バニラフレーバー付きの塩や砂糖、コショウなどの調味料も販売しています。背の高いボトルはハチミツにバニラビーンズを漬け込んだ「バニラマカダミアナッツハニー」。右：バニラの香りで癒されるボディケアアイテム。右はボディウォッシュ＄12、左はボディクリーム＄18.50。

育った蔓と葉っぱや実を眺めながらうれしそうなガイさん。バニラは蔓性の植物で、上に伸びていき蔓が下りそこに果実が実るので、背の高い大型のビニールハウスを建設し、温度管理をしながら水や肥料を供給する栽培プラントを設置。10年間でようやくここまで育ちました。

添加物なしの作りたて！38年続く、
地元っ子が通う老舗クッキー店の実力。

ミセス・バリーズ・コナ・クッキーズ

小さなお店の工房で作られたクッキーは、昔ながらの日本の駄菓子屋のようなガラス瓶に入れて販売。少しでも湿気が入ると、サクサク感が失われるということで、とても大切に扱われています。一番人気はマカダミアナッツ商品のコンテストで1位になった「アワードウィニング・マックナッツ」。保存料は一切使用していないので、瓶から取り出して買ったものは2週間以内に食べきるのがベターです。個包装してあるものは3週間ほどもちます。

家族への愛情は、奇跡を起こす。
ミセス・バリーは、技術やレシピもさることながら、まずは「愛」で味のベースを作っていった女性です。

小学校の教師をしながら、子供や旦那様の喜ぶ顔が見たくてお菓子を作り、朝鮮戦争で出兵した弟にも送り続けたクッキー。

「無事に」「頑張って」と念じながら、「もっとおいしいものを」との思いが自然と日々の研鑽になる。

年月かけたその積み重ねは盤石です。近所に配ってみると大好評で「わけて欲しい」という声も続出。そんな毎日を送っていた１９７８年。マカダミアナッツを使った商品のコンテストに参加。

するとゴールドアワード金賞を受賞。そんな美味なるクッキーを食べたいという人々の声に押されて、２年後の１９８０年、お店をオープンしたのです。

極上のサクサク感が独特で、今では「オラが街の名物みやげ」となりました。今回のツアーでは、特別パッケージが10%オフで買える特典も。お配りみやげとしても最適です。

このツアーの参加者だけが購入できるスペシャルボックス。イチ押しの「アワードウィニング・マックナッツ」をはじめ人気のクッキー4種類が入っていて、12枚入り＄13.06、18枚入り＄20.35。お値段もお得に設定されています。

お店は家族4人で経営。ミセス・バリー（右から2番目）考案のレシピは、家族にしか教えられない門外不出の「企業秘密よ（笑）」と。現在は息子のジェイミーさん（左端）に受け継がれ、奥様のキャンディさん（左から2番目）とともにショップを切り盛り。ゴルフ好きのミスター・バリー（右端）は、89歳の今も材料の買い出し担当で頑張っています。

半日観光コナセレクト

※ワイコロアリゾートまたはマウナラニリゾート
宿泊者限定のツアーです。

所要時間●約4～5時間
料金：●大人（12歳以上）＄85（2019年4月以降は＄95）、子供（3歳～11歳）＄50、2歳以下無料
行程●宿泊ホテルへ迎え→コナにできたバニラ農園→ミセス・バリーズ・コナ・クッキーズ→カイルアコナの街を散策・買い物→コナあわび養殖場またはビーチでリラックス（土曜、日曜、祝日はビーチ立ち寄り）→宿泊ホテルへ帰着
現地●ほろほろあいらんどツアーズ
HP／holoholoisland.com
予約・お問い合わせ●「大人のハワイ」カスタマーサービス係
電話／03-6450-7207
受付時間／13時～19時（土曜・日曜・祝日は除く）
HP／otonano-hawaii.com